棟梁の作業場で、虹梁の作業がはじまりました。虹梁とは、柱に直接接続された虹形に反り返った部材で梁の役目をします。
社寺建築では、参詣者が下から見上げる場所に使うので、端部や側面には独特な彫刻が施される化粧材でもあります。
側面は平ではなく、鉋(かんな)によって曲線をだします。👇
側面には、手作業で丁寧に彫刻が施されています。👇
彫刻の細部まで、丁寧に手が加えられています。鉋の種類も大小さまざまです。👇
良く目につく部材だけに、曲線を出すのに何度も鉋がかけられていました。見事な職人技です。👇