本堂建替工事 経過報告

本堂鬼瓦の製作が始まりました

奈良県にて本堂鬼瓦の製作が始まりました。瓦職人さんが一つ一つ丁寧に仕上げていきます。本堂屋根の『経の巻』という種類の鬼瓦で、上の丸い筒状の意匠がお経の巻物を形とっていることから、そのように呼ばれています。奈良県産の大和瓦です。

二本の線は、綾筋(あやすじ)といって、鬼面を抽象化されたものだそうです。綾筋の下には、浄福寺の「浄」の字が刻まれ、窯に入れられ、焼きあがると壁面に漆喰が塗られ完成です。鬼瓦の意匠は、京都・西本願寺の鬼瓦と同じものです。経の巻の上には、鬼瓦懇志をしていただきましたご門徒さんの名前が刻まれていきます。皆様、楽しみに完成をお待ちください。