報恩講の最終日6日午後から、本堂解体前に、阿弥陀様を仮本堂へご移動する御遷座式(ごせんざしき)をさせていただきました。
御遷座とは、本堂内陣にご安置されておりました阿弥陀様を、輿に入って頂き仮本堂までご移動させていただく儀式です。
古式の伝統にしたがい、お役目のご門徒さまには裃(かみしも)の伝統衣装で臨ませていただきました。
本堂から輿を運び出し、いよいよ阿弥陀様のご移動(御遷座)です。
仮本堂(門徒会館)へ輿にお入りになられた阿弥陀様がご到着なさいました。
皆さん緊張の趣でゆっくり輿を備えさせていただきました。
輿から阿弥陀様をお抱き抱えて、仮本堂のご尊前へとお移しさせていただきます。
緊張の瞬間です。
ご移動後は、仮本堂ご尊前にて、皆さまと『重誓偈』のお勤めをさせていただきました。
令和8年予定の新本堂完成まで、しばらくの間、阿弥陀様にはこちらでご鎮座していただきます。
このような御勝縁は何百年に一度の事ですので、TNC放送が取材にもお見えになりました。
皆さま、本当にお疲れさまでした。有難うございました。
本堂完成までどうかよろしくお願い申し上げます。