本堂建替工事 経過報告 - 未分類

台輪と肘木の加工

お陰様をもちまして、花元棟梁の作業場で、本堂天井の台輪(だいわ)と肘木(ひじき)の加工が始まりました。とにかく数が多くて宮大工棟梁の時間のかかる根気のいるお仕事です。 令和7年7月中旬より、境内地にて本堂木工事が始まります。来年は…

本堂鬼瓦の製作が始まりました

奈良県にて本堂鬼瓦の製作が始まりました。瓦職人さんが一つ一つ丁寧に仕上げていきます。本堂屋根の『経の巻』という種類の鬼瓦で、上の丸い筒状の意匠がお経の巻物を形とっていることから、そのように呼ばれています。奈良県産の大和瓦です。 二…

建設委員会の開催

令和6年3月28日(木)門徒会館にて 「第5回 本堂建設委員会」を開催いたしました。現在の工事進捗状況を、役員の皆様にご報告いたしました。 今後、ご門徒の皆さまにとって最大の行事として待ち受ける「上棟式(棟上げ)」について話し合い…

境内垣根の工事

境内の建仁寺垣(けんにんじがき)の工事が始まりました。 耐久性を兼ねた人工の建仁寺垣根です。👇   おかげ様で、お隣のマンション敷地とお寺の境界線は、ある程度の目隠しになります。 垣根の長さは40Mほどに…

本堂 虹梁の彫刻 2

本日、本堂虹梁の彫刻を見に、香月彫刻さんの作業場にお邪魔しました。 一本一本の部材に丁寧に鑿で彫刻が彫られています。 数カ月で1本の割合で、かなり時間を要する作業です。 👇 下絵の図面通りに、見事に彫刻が彫られてゆ…

本堂 虹梁の彫刻

棟梁の作業場で、虹梁の作業がはじまりました。虹梁とは、柱に直接接続された虹形に反り返った部材で梁の役目をします。 社寺建築では、参詣者が下から見上げる場所に使うので、端部や側面には独特な彫刻が施される化粧材でもあります。 側面は平…

本堂 肘木の彫刻

本堂肘木(ひじき)の彫刻がはじまりました。 肘木とは、本堂の天井にある台輪を受ける部材です。雲のような形なので「雲肘木(くもひじき)」ともいいます。              👇 社寺専門の彫刻職人によって、一つ一…

本堂 軒巴瓦

本堂の軒巴瓦(のきともえがわら)の型が完成しました。瓦はすべて奈良県産の大和瓦です。 巴瓦とは、本堂の本葺き瓦に使用する軒先の一番目に使用する丸瓦です。 瓦当(がとう)の文様は、飛鳥時代から伝わる「単弁蓮華紋」を浮き彫りされていま…